令和5年2月11日

 それぞれの動機により武道を始める。様々な習い事がある中で武道を選んだその動機に興味を持つところですが、習い事の多くは性別、年齢で区分けされるものが多いように思います。もちろん空手におきまして試合は同様ですが、日頃の稽古におきましては一緒に行います。共に「同じことを行う」ことが有効だと考えます。

 

 この時期なれば寒く、足は裸足です。言葉通りに寒く、足は痛いほどです。だからと言って上着を羽織るだとか、靴下を履くだとか、そのようなことは致しません。単に我慢するということではありませんが、少なからず我慢は必要です。しかし、その我慢に頼るばかりではなく、体を動かすことで体温を上げ、稽古に夢中になることで寒さを忘れてくれたならば本望です。

 

 実際のところ、最初は体を震わせ寒がっておりますが、徐々に熱中し、帰るころには寒さなんてすっかり忘れてしまって、清々しい表情を見せせてくれます。本当に頑張っていると思うのです。時に冷たい言葉を向けも致しますが、それは他ならぬ愛です!!この場を借りましてお伝えさせて頂きます。