令和4年7月30日

 第五土曜日は稽古を休みとし、自らの時間とする。日頃は容易く口でものを言ってしまうが、自らは出来ているのかと問うては、自らと向き合う。ひとり繰り返し同じことをしては、書に目を向け、文字にて学び、再び繰り返し同じことをする。

 

 時が過ぎるは早い。過ぎては戻らず、どう過ごすも時は過ぎゆく。どう過ごそうか!できる限りのことをすべく、できることを成す。成すべく、この空間に身を置く。それは、なんと贅沢なことであろうか。この空間を独占できるのだ。この空間に流れる時を独り占めできるのだ。

 

 この恵まれし身に心より感謝である。そして、我は繰り返す。時が過ぎるままに…