令和4年6月4日

 そろそろ本格的な稽古ができるよう気配の中、念の為に未だにマスクを着用したうえでの稽古としている。聞くところによれば、学校などでの部活動やクラブでは既に着用していないらしく、それは屋内外を問わずのこと!ならば、当道場も…と思うところだが、決断するまでには至らなかった。その理由は言わずとも知れた感染予防であり、大人が子供に…という配慮に他ならない。

 

 だが、新たな懸念材料が頭をもたげる!それは、気温の上昇による熱中症だ。出入口や窓という窓を開け放つも、屋内という状況に加え、やたらと動き回る。場合によっては無風のことがあれば、それに加えてマスク着用となれば、もはや熱中症を誘発する状況に陥る。よって、適した距離感を保つ上で、相応の稽古内容としたい。

 

 これまでにない環境の中で過ごすことを強いられ、あるべく機会の損失、時間の消耗等がありはしたが、その全て無意味、無駄であったとは考えたくはなく、改めて護身という意味合いを身をもって経験したことだと思う。過ぎた時間は決して戻っては来ぬも、過ぎた時間を生かしつつ、今後の生活はもとより、思う存分、稽古に励もうぞ!!