令和4年4月9日

 ご見学ご体験をご希望される方をお招き致しまして稽古を行いました。まん延防止等重点措置などを理由としまして、長い期間ご見学等の受け入れをせず、お待ち頂く形になっておりました。実に長くは一年を経過しており、機会の損失という面からは心苦しくも、いかんせん目に見えぬウイルスがまん延し、防止せねばと!肝心の稽古とてままならず、余儀なく休止となりました。

 

 ようやくです。ようやく再開が出来ました。しかし、ここで油断をしてはならず、感染防止の処置を引き続き行い、稽古の内容も様子を見つつ対応していこうと思っております。

 

 そんな中、長い間お待ち頂く中で、この機に足を運んで頂いた方、ようやくお会いできたことが何とも嬉しく、入会を問わずとも、ひとつの新たな体験の機会となって、今後に過ごす日常の中に少しの変化が生じたならば、それだけで幸いです。もちろん待てずに他の道場へ入られた方もおりますが、場は異なれども、同じ道を歩む故、共に精進いたしましょう。

 

 また、このような期間の経過によって、これまで続けて来たけれども、様々な諸事情によって、気持ちが離れ、足が向かずに会えぬ子もおります。正直なところさびしくも、あえて声掛けをせず、時を待とうと思っております。よって、こちらからのお問合せ等は慎みますので、決して忘れたとか、そのようなことではないことをこちらに記しておきます。何かの折、出戻るも、気ままに立ち寄るも、それはそれで歓迎です。元気な笑顔を見せに来てください。

 

 時は流れ、刻々と過ぎていったしまうものです!しかし、共に稽古した時間、それぞれに頑張った記憶、それは個々の心の中に刻まれ、いつまでの残るものだと思っています。この先、様々な変化があるのかもしれません。自信を無くしそうになった時、心に刻んだ記憶を思い出してください。頑張った自分がいる筈です。思い出しては自信に変え、乗り越えていきましょう。そして、乗り越えたならば、また頑張りましょう。

 

 今日という日を大事にし、このような機会に恵まれましたことに感謝いたします。