令和3年9月18日

 緊急事態宣言の延長によりまして今月末まで施設の使用が禁止となり、その結果、稽古も月末まで休みになりました。何度となく休止しては再開し、ようやく軌道に乗れるかと思えば再びです。おおよその予想は付き、それ故に焦る気持ちを抑えつつ、少しでも時間を無駄にせぬようにと必死になったものの、現状のような状況に陥ったならば、ただただ残念でしかなく、せっかく感覚を戻し始めた子供達も中途半端なままに…

 

 この後の展開がどうなるのかと考えるも、無策にも時期を待つ他なく、それが待ち遠しくもじれったく、現状に於いて何か出来ぬかと抗いはするものの、これといった有効な手段がなく、個々の努力に期待をしてしまうのだが、ただ憂いていても仕方がないから、出来ることは行おうと思う。

 

そんな折、過去の写真などを振り返れば、誰もが初々しく、それは新鮮であり懐かしく、続けて来たからこそ初々しく見て取れ、懐かしくもある。だが、続けて来ねば印象は様変わりしするに違いなく、こうして思いに耽られるのも良い機会に思える。無論、稽古の時間がと気は揉むけれど、今後に於いて時間という存在の価値観が変わり、有意義になればと願う。よって、何事も悪いことばかりではないと考えを改め、今後の機会に生かせればと思う。