令和3年5月22日

 コロナ渦いかがお過ごしでしょうか。依然として感染者数が落ち着くことなく、そのような報道ばかりを見聞きするように思えますが、様々な事柄が起こる毎日に於いて、問題はコロナだけというような状態にいささか不安を覚えたりします。このような際、気付かぬ間にあらぬ法案が通っていたり、目を向けねばならぬことに目が向かぬことも多いように思います。だからといって、このコロナを軽視して良いものだとは思いませんが、少なからずは感染することのないように予防しつつ、また、日頃から健康への意識を持ち携えたく、ことに大人は生活習慣に留意を致しましょう。

 

 そんな中、新たな板を作りました。これまではスポンジ的な物にて当てとしていましたが、今回は皮です!何気に出来が良いのです。いっそうのことネット販売をしても売れるのでは…と思うぐらいの出来です。これをいくつか作りまして、稽古の再開時に持参いたします。

 

 その稽古はいつに再開できるのでしょうか。冒頭にも書いたようにコロナが落ち着いてくれねば再開が出来ず、周囲を見渡したならば稽古を行っている道場もあれども、実際の感染リスクというより、にわかな感染予備者となる状況がまずいと思うのです。ひとたび感染者と判断されたならば一定の時間の拘束、家族などへの影響を鑑みた際、やはり強行は控えるべきだと考えます。もちろん憂いはします。しかし、現状に於いては仕方のないことだと思います。個人的な考えでは不服を抱くも、団体という見地からすれば従うまでです。

 

 良くも悪くも考える時間が出来ました。これまで週末の夜なれば稽古ということで予定を入れることなく、それが当たり前となっていました。急に時間が空いたから何をしてよいのか…というような声も届きます。せっかくですからこれまで出来なかった過ごし方をするのも良いと思います。また、この時間は空手に費やすと決め、自ら行うのも良いと思います。無論、後者であってほしくも、時に気分転換もよいのではないでしょうか。すべては解釈次第です。ストレスを抱えやすい昨今、このコロナ渦により影響が広がっています。その為、それぞれの発散方法にて病むことなく、心身ともに健康であろうと思います。どうしても発散ができないという方がおられましたら一報ください。手賀沼にて一緒に走りましょう。

 

 待つは収束ですが、直近においては蔓延防止処置の解除であり、その時期は今月末ですが、見通しは不透明ですね。いかんせん感染者数がそれと、減りません。くどいようですが、その数を増やすことなく、個々にできる対処を講じ、それを維持継続し、また、周囲に広めて参りましょう。

 

 最後にお伝えしたいことがあります。それは気合いです!すべては気合いで乗り越えられるものと信じております。精神論であり、それこそ不確かな存在だと言われることもありますが、病は気からという言葉もあります。そして、信じる者は…!その宗教の信者ではありませんが、気合いによる効果に於いては信者です。信じて疑いません。ということで、気合いを念頭に置きつつ、心に置きつつ、過ごしたいと思います。