令和3年4月17日

 何事も基本が大事!ということで基本の大切さを伝えつつ稽古を行う。実のところ派手さはなく、どちらかといえばつまらぬ稽古ともなる。しかし、繰り返しになるが基本が要となり、先々には形を行う際に重要となる。重要というより基本が出来ずして形を行ってみたところで不十分となり、至るは基本に立ち戻ることになる。それならば、この時点できちんと理解し、体感として覚えてほしく、それ故にいささかしつこくもなってしまうのだが、その点は先々になって困らぬようにと!そして、先々になって理解されようと!

 

 そんな春先、何かを始めようと思い立つ時期でもあり、その機会となれば有意義としたく、始めたのならばより長く継続されたく、共有する時を無駄にせぬようにと思う。まして、その時の確保が不確かな現状に於いては、与えられよう限られた時に後悔をすることなく、真剣に、真摯に、稽古に励みたい。限られた時、大事にされたい。