令和3年1月30日(オンライン)

オンラインにて稽古指導。

 

 コロナウイルスによる影響で施設の使用が禁止され、仕方なしに稽古を休みとしていたが、いつまで待てばよいのかと憂いては病んでも来る。昨年の緊急事態宣言が発令された際には屋外での稽古をと計画をしたものの、感染リスクがなくはなく、結果としては実現が出来なかった。そこで過去に撮り溜めた動画の視聴による自己練習の形としてみたが、その効果は薄かったものと省みる。

 

 そんな折、師範より提案を頂いた。オンラインでの稽古だ。今や会議やセミナー、様々なイベントが配信され利用されている。それならば行ってみる価値はあり、手をこまねいていては何も始まらない。

 視聴するにあたっては不慣れから生じるもたつきが多少あったものの、初回にしては満足な時間になったように思う。むしろ、自宅で行う様子が微笑ましく、画面越しながら見る姿がどこか懐かしくもなり、それでいて親近感を改めて頂くといった不思議な感覚を得る機会となった。

 

 当面はこのような対応にて稽古を行い、収束を待つことにするが、物事を判断し、決断する。そして、躊躇わぬ行動!今一度、学んだように思う。これまで幾度となく学びと思う事柄に出くわし、頭を打たれたような思いとてあった。だが、必死に耐え、頑張ってきた。足らぬ努力、続ける忍耐力、創造する発想力、そして、行動力。空手といった武道のみならず、この学べる機会には深く感謝であり、今後の人生に於いても師範とであって、少しでも近づけるように精進せなばと思う。