令和3年1月9日(稽古休止)

 新年ですね。昨年はコロナウイルスにより様々な部分で影響を受けました。社会的な打撃はもちろんですが、私たち道場に於きましても施設が使えないことより稽古がならずして、もどかしくも耐える時でした。新たな年にはと期待を持ったものの、どうやら収束には至らず、今しばらくは耐えることが必要のようです。

 

 実際のところ、土曜日の夜は稽古という日常だったが故、この時間が空くというのは他ならず空虚となり、腑抜けというか、腰砕けというか、適した言葉が思い浮かばなくも、共に稽古を続けて来た身には伝わるものだと思いますが、何とも残念でなりません。だからといって強引に振る舞ったのちに感染したとなっては言語道断であり、それこそ残念であって、忍耐が足らぬことになります。よって、現状にあがくも身の振る舞いには節度を保ち、許されよう範囲の中での行動としたいものです。

 

 出来ぬことに憂いを持つよりも、出来ることに希望を持ちたく、耐えることによる学びがあるものと疑わず、止まろう時間も止めぬ成長でありたく、これぞ抱負としたい所存です。