令和2年11月14日

 つい稽古に夢中になってしまうと当然のことながら稽古に没頭し、気付けば仕舞いの時刻となる。無論、それで良く、没頭したならば芳しいと思える。だが、こうして記録を残そうとするや写真の少なさに憂う。ひとり一人が頑張った姿を残したくもあり、先々に思い返した際、良き思い出となることは想像は出来ようが、翻って考えるならば、それは一つの自信とさえなろうと考える。

 

 その一瞬一瞬の出来事、その姿たるは見るに心を揺るがし、見逃すは大事な何かを逃すことにも思える。そして、何より我が身に於いて、続けよう強い意志ともなり、遡るや自信となって、行く先の不安を消し去る道しるべとす。故に誰に於いても同様のことだと自負し、これにより我々は揺ぎ無く稽古に全うできようと…