令和2年3月

学校が休校となり、外出も自粛となる中、無念にも稽古を休みとしている。今回ばかりは気合いという括りではなく、何が一ということに配慮をし、また、各方面より自粛という言葉が耳に入る。早期の終息を願うも、どことなく元気すらなくなってくる。

 

そんな頃合いにこのような写真が届いた。ご自宅で稽古をする様子である。このような姿勢には頭が下がるも、我が身とて元気がなくなるなどと言ってはいられぬ!と改めて気合いを入れる。稽古の再開が待ち遠しくも、このような機会だからこそ出来ることもある。

 

常日頃から不平不満を口にしては、露骨に態度にしてしまう者がいれば、実直に稽古に励み、信念を貫く方もいる。心技体という言葉を今一度、念頭に置かれたく、共に精進して参りたいと思う。