令和元年7月27日

夏休みとなり、それぞれの予定が多くなることもあって、常に誰かが休む。勿論、せっかくの夏休みであるからして大いに楽しんでもらいたく、様々な経験をすることによって、魅力ある人になってほしい。そして、稽古に来た際には気合いを入れずべく、集中して励んでほしい。

 

ただ、常に誰かが休むとなると、伝えようことが一度には伝わらず、いささかもどかしくもある。その為、稽古の際、それぞれが体を動かす時には当然のことながらそれぞれに行うが、集まって話す際には是非とも耳のみならず、意識をも当方に向けてほしい。稽古に於いては、空手に関することばかりが大事なのではない。重要な注意事項を話すことがあれば、その後に行う内容の説明をすることもあり、その時点で耳に入らずは、その後の稽古が半端になり、場合によっては怪我の起因にもなる。

 

ことに基本となる部分は、一つひとつきちんと行いたく、稽古を持って日頃の姿勢にも影響すればと思う。日常に於いて何を持って常識というは難しくも、きちんとした振る舞いが出来ぬ大人を目にすることもある。空手の技のみならず、人としても姿をも磨かれたい。